第5節 濰坊市
濰坊市は淄博市の100Km東にあります。凧が特産品の一つで世界凧揚げ大会が有名です。
ここで獅子型門墩:2組 箱子型門墩:2組と門枕石2組を見ました。
画像1:胡家牌坊胡同の豪邸十笏園 (画像をクリックして 大きくなりますヨ)
清光緖十一年(1885年)に建設された大商人の豪邸
(間口120m奥行90m)
獅子型門墩:1組 箱子型門墩:2組と門枕石2組がこの邸宅に使われ
ていました。
画像2:十笏園正門
画像3:十笏園正門の箱子型 (高:86cm 幅:37cm 全長72cm)
無彫飾で簡素だが堂々とした門墩です。
画像4:十笏園東脇門
正門と同じ箱子型門墩が使われています。
(高:92cm 幅:38cm 奥行:46cm)
画像5:十笏園西脇門
ここには門枕石が使用されています。
画像6:十笏園第二門
道路に面した正門東西脇門に比べると大変豪華な門です。
画像7:十笏園第二門の獅子型 (高:83cm 幅:32cm 全長72cm)
正門の簡素な箱子型門墩に比べると豪華な門墩です。
画像8:十笏園内の建物の門枕石
屋敷の中の建物の入口には簡素な門枕が使われています。
胡家牌坊胡同の東端の広場に置かれた獅子型門墩
濰坊市内は都市開発されて古い建造物は見当たりません。
この門墩はどこかに有った物をここに保存したと思いました。
良く見ると新しいもので、門扉の軸を受ける穴も無く、家の避邪の為に近年作らせたか購入したものでしょう。
第5節 濰坊市 終