第8節 棠越村
棠樾村は呈坎鎮の10km南西にあります。
裕福な豪商が多い皖南の中でも豪商を多く出した鮑一族の村です。
この村は政府に貢献した高官や親孝行な人や貞淑な夫人を顕彰する牌坊が七基も現存しているので有名です。
牌坊群
一番手前の牌坊は明代嘉靖八年1529年に進士に合格し工部尚書まで勤めた鮑象賢を顕彰する為に明代天后二年1622年に建てられた“鮑象賢尚書坊”
画像1:敦本堂 (画像をクリックして 大きくなりますヨ)
明代嘉靖末年1561年に創建 清代嘉慶六年1801年重修
画像2:敦本堂の托日型門墩
(高:188cm 幅台座:29cm 幅太陽:18,5cm 全長:122cm )
画像3:清懿堂(清代嘉慶十年1805年建設)の托日型門墩
(高:175cm 幅台座:30cm 幅太陽:18,5cm 奥行:127cm )
画像4:歙県博物館展示品
この建物に托日型門墩が設置されています。
画像5:从心堂
清代嘉慶十一年1806年建設
この村の住宅の門の開閉装置は門枕でした。
第8節 棠樾村 終