第3節 他の地域

 其の他の地域について書籍で見つけた門墩状況を紹介します。

 画像1:所在地地図≪老房子 四川民居≫(画像をクリックして 大きくなりますヨ) 

 

 まず抱鼓型です。
 写真で見たものですので、門墩の用(門扉を支える)をしないで、飾りとして門前に置かれていているものがあるかもわかりません。
   画像2:自貢 張爺廟門楼 抱鼓型獅子逆立ち ≪古風 老門楼≫ 
   画像3:自貢 秦会館武聖宮大門 ≪古風 老門楼≫
   画像4:成都 新繁東湖 ≪民間石雕≫
   画像5:楽山 碑林磚門楼 ≪古風 老門楼≫

 普通の大きさの門枕がいろんな所で使われています。
   画像1:宜賓市 翠屏区李庄慧光寺 ≪中国古鎮游≫
   画像2:汶川 ら卜寨 ≪老房子 四川民居≫
   画像3:理県 桃坪  ≪老房子 四川民居≫  
   画像4:理県 桃坪  ≪老房子 四川民居≫
   画像5:資中 鉄佛鎮 ≪老房子 四川民居≫

特徴を持った門枕を紹介します。


 大きな門枕(箱子型門墩と言っても良いほど大きい。)
   画像1:雅安 下里 ≪老房子 四川民居≫
   画像2:楽山 五通橋 ≪老房子 四川民居≫
   画像3:合江 福寶鎮 ≪中国古鎮游≫
 
 正面に模様が彫られた門枕
   画像4:雅安 下里 箱子型彫飾り ≪老房子 四川民居≫
 
 長い門枕
   画像5:閬中 ≪老房子 四川民居≫

 

西昌古城と会理古城

 四川省南部で雲南省に通じる108号線にある西昌古城と更に南の会理古城の門礅状況写真を貰いました。

 紹介します。

 先ず西昌古城です。

 画像1:北街53号です。

      八字型門で相当身分の高い人の屋敷だったのでしょう。

      抱鼓型門礅が設置されてます。 

 画像2:右側の門礅です。門礅の下方が地中に埋まって見えないのと

    太鼓の表面に模様が有るのかどうか分らないのが残念です。

 画像3:左側の門礅です。

 画像1:北街18号です。

      模様の彫られた門枕石を設置してます。

 画像2:右側門枕正面です。

     長寿を意味する一対の鹿が彫られてます。

     向って左上方に何が彫られてのか判明しません。

     雄鹿の胸に下に鳥の足指?が有るようです。何でしょう??

 画像3:左側門枕正面です。

     下方に獅子?上方に鳥が彫られているようです。

     叩き壊されて寓意は分りません。残念!

 画像4:左側門枕内側です。

 

 画像1:北街の箱子一体低型門礅が設置された邸宅です。

     八字型門で身分の高かった人の邸宅でしょう。

 画像2:右側門礅の正面です。

     長寿の象徴・鹿が彫られてます。

 画像3:右側門礅の内側です。

     鳥が彫られてますが種類を知りません。ご存知の方はお知らせ下さい。

 画像4:右側門礅の外側です。

     蓮花と何かが彫られてるようです。詳細は分りません。

 画像5:左側門礅の正面と外側です。

     写真では何が彫られてのか分りません。

 画像6:左側門礅の内側です。

     花が彫られてるようですが、何か分りません。

 

 次は会理の状況です。

 画像1:科甲巷41号の模様が彫られた門枕石が設置された門です。

 画像2:左側門枕石の姿です。

     蓮花の台に三本の戟が刺された吉祥模様(=平昇三級=官位が順調に

   上昇する)が彫られてます。

 

第3節 他の地域 終

第2章 四 川 省 終