第5章 台 湾

台湾では故宮博物院そばの庭園“至善園”で抱鼓型門墩を見ただけです。
 貰った写真や書籍《歳時與神誕》阮昌鋭著で見た門墩を紹介します。

 

 獅子型:5組 抱鼓型:1組 渦巻型:3組 箱子型:6組


獅子型門墩を設置した建物

    画像1:台北市保安宮 (撮影:島村志げりさん)
        1742年に福建省同安から来た人が小さい木造の庵として建設し、

      1804年に廟に建替え、その後拡張し3000坪の大廟になった。
        現在の建物は1995年に道路拡張により伝統様式を守って移築された。
   画像2:保安宮の獅子型門墩 (撮影:島村志げりさん)
   画像3:保安宮の獅子型門墩 (撮影:島村志げりさん)
   画像4:新庄子の天公廟 《歳時與神誕》
   画像5:本島東海上の緑島の媽祖廟 《歳時與神誕》
   画像6:台中県大肚郷 璜渓書院内 亦供奉文昌帝君 《歳時與神誕》
     中央の出入口に獅子型が設置されています。

   画像7:本島東海上の緑島の土地公廟 《歳時與神誕》

 抱鼓型渦巻型門墩を紹介します。


抱鼓型門墩を設置した建物
   画像1:台北市故宮博物院そばの至善園
   画像2:至善園正門の抱鼓型門墩

 

 渦巻型門墩を設置した建物
   画像3:台北市孔廟 (撮影:島村志げりさん)
        1935年に以前とは別の現在地に再建された孔廟
   画像4:孔廟の渦巻型門墩 (撮影:島村志げりさん)
   画像5:本島西海上の澎湖島の天后宮 《歳時與神誕》
        中央の入口に渦巻型が設置されています。
   画像6:渦巻型を設置している台南市の関帝廟 《歳時與神誕》

 

 箱子型門墩を紹介します

   画像1:台北市孔廟の第二門 (撮影:島村志げりさん)
   画像2:孔廟の第二門の箱子型門墩 (撮影:島村志げりさん)
   画像3:孔廟の第二門の箱子型門墩 (撮影:島村志げりさん)
   画像4:彰化市社頭鎮安宮の箱子型門墩 《歳時與神誕》
   画像5:彰化市の節孝祠 《歳時與神誕》
        清光緒十三年(1887年)に創建された節女孝婦の祠
   画像6:台中県大肚郷の璜渓書院 《歳時與神誕》
        両脇出入り口に箱子型門墩が設置されています。
        中央出入り口には獅子型門墩が設置されています。

 

 

 Google Earthの地図に各地の写真が添付されています。
 その写真の中に門墩が写っているものが有ります。
 獅子型:24組 抱鼓型:2組 渦巻型:20組 箱子型:13組 門枕:2組=合計61組見つけました。 著作権の問題があるので少しだけ紹介します。


   画像1:雲林県北港鎮の朝天宮の門 (撮影:gracechang)
          中央出入口に獅子型が両脇出入口に箱子型門墩が設置されて

       います。
   画像2:朝天宮の門の獅子型門墩 (撮影:Geocaching badger)
          雄も雌も外側前脚で何かこの地方独特の物を掴んでいます。
   画像3:高雄市の曹公廟 (撮影:denza33)
          渦巻型門墩が設置されています、
   画像4:台北市の行天宮の獅子型門墩 (撮影:petercurry)
   画像5:彰化市の孔廟大成門(撮影:TWS.TAAIWAN)
        中央出口に渦巻型・両脇出口に箱子型・両端出口に門枕を備えて

       います。

 

第5章 台湾 終